「事例集 日本列島まちづくり」にセンター長が「下寺尾官衙遺跡群」を執筆しました。
2015年に国の史跡に指定されたこの遺跡は、地元では江戸時代のころから大寺院が存在したと信じられ史跡に指定されるはるか昔の1957年に、郷土史家など有志が保存や考古学的調査を願って「七堂伽藍跡碑」を建立した過去の話、現在の地域コミュニティの活動、UDCCの役割などを織りまぜながら説明しています。
併せて読みたいのが、西村幸夫先生(國學院大學教授)の「本邦都市物語(2) 国府都市 府中・石岡・武生・長府ー古代・中世・近世・近代を生き延びてきた歴史の積層都市」です。
また、「特集 新たなまちづくりインフラとしてのUDC」では、UDCCも紹介されています。
◆災害復興からコミュニティ再生まで地域マネジメントを支援するメディア
『造景2020 』(発行:建築資料研究社)
https://www.kskpub.com/book/b512623.html
タウンニュース 茅ヶ崎版(2020年2月28日号)
https://www.townnews.co.jp/0603/2020/02/28/519502.html
カテゴリー:UDCC遺跡まちづくりプロジェクト
関連記事「遺跡まちづくりBOOK 2020」に寄せられたご意見ご感想(2020.02.26)
「遺跡まちづくりBOOK 2020」にいただいた貴重なご意見ご感想の一部をご紹介します。
表紙・裏表紙
本文
「専門的・歴史的情報」と「市民的・現代的情報」の重ね合わせという考え方には強く賛同いたします。遺跡の記憶のオーラル・ヒストリーの収集・公開や景観から読み解く下寺尾官衙遺跡群という試みも先進的だと感じました。
聞き取りの内容と現在の景観分析がシンクロする感じが面白く、また、縄文、弥生、1300年前の下寺尾官衙の時代、ここ60年の活動、そしてこれからに向けた思いという時代がシンクロする感じも、読んでいて不思議な気持ちにさせられました。
「遺跡まちづくり」というのは新しい視点ですね。
これまでにない視点で大変興味深いです。遺跡という長い時間を射程にしたまちづくりに、どのように世代を超えた思いをつないでいくべきか。私も考えていきたいテーマです。
遺跡のまちづくりは、とても難しいお題だと思います。具体的にどのような様子であったのかの手がかりが少なく、飛鳥・奈良・平安時代を感じるというのがとても難しいのだと思います。知恵をだしていかないといけないでしょうね。
遺跡まちづくりは島根県大田市の石見銀山における取組みが有名ですが、行政・研究者(機関)・市民の三者コラボが大事かと存じます。その間を取り持つアーバンデザインセンターのような組織の存在が鍵となります。
茅ヶ崎のユニークな取り組みの記録として、大変価値のあるものだと感じました。
きっと、行政のまちづくりに、次世代や未来の人々に良きものとして用いられることでしょう。
いろいろ御苦労があったと思いますが、素晴らしい内容で感謝です。今後の活動に用いさせて頂きたいと願っています。
*引き続き皆様からのご意見ご感想をお待ちしています。
カテゴリー:UDCC遺跡まちづくりプロジェクト
関連記事:「遺跡まちづくりBOOK 2020」発行(2020.01.31)
茅ヶ崎市長(写真中央)と記念撮影
茅ヶ崎市の佐藤光市長を表敬訪問。『茅ヶ崎 遺跡まちづくりBOOK 2020 国史跡下寺尾官衙遺跡群とともに暮らす人々と風景』発刊のご報告をしました。
写真左から、社会教育課長、教育推進部長、市長=市長室で
カテゴリー:UDCC遺跡まちづくりプロジェクト
関連記事:「遺跡まちづくりBOOK 2020」発行(2020.01.31)
⇒ UDCC (10/28)
⇒ 特定非営利活動法人 まちづくりスポット茅ヶ崎 (10/22)