【遺跡まちづくり】高座郡衙跡の近くにお住いの佐藤和親さんにインタビュー
2019.04.19 Friday | category:UDCC遺跡まちづくりプロジェクト
社会福祉法人ひざしの丘 理事長の佐藤和親さん(72歳)=湘南つつみ苑にて
高座郡衙(たかくらぐんが・役所)跡が県立茅ケ崎北陵高校グラウンドから2002年に出土しました。道路を挟んだ向かい側のなだらかな崖の上に畑と竹林、そして駒寄川の向こうに北C遺跡と篠山遺跡の眺め。魅力的な景観が広がっています。その周りには「佐藤さん」のお宅がたくさんあります。そのうちのお一人、佐藤和親さんにお話を伺いました。
「この辺は、佐藤が多いですね。今でも昔からの屋号で呼んでいます。私の実家は紺屋と呼ばれます。そのほか下駄屋さん、駕籠屋さん、ガラス屋さん、洋服屋さん、西などの屋号で呼ぶとよく分かります」
佐藤さんが子どものころは、崖の上の方が畑で下は田んぼ。家々は崖の下の道沿いにしかなく、屋敷を囲むように防風林があったそうです。「家を一歩出ると平面地で何もなくて、大山と富士山が見えたのです」
60年近く前の景色が目に浮かぶようです。さらに地元の方々へのインタビューを続けます。
県立茅ヶ崎北陵高校の南側にある遺跡地からの眺め(2012年3月撮影)
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