まち歩き講座の様子
(下寺尾廃寺(七堂伽藍跡)で行われた古代の地盤改良工事について説明)
1月17日午前中、「下寺尾官衙遺跡群をより楽しむための まち歩き講座」(主催:茅ヶ崎市教育委員会)に参加してきました。七堂伽藍跡碑建碑60周年記念事業・文化資料館特別展(1月21日まで)に合わせて開催されたミニ講座の一つ。参加者は、市内外から11名、遠くは埼玉県志木市や横浜市からも。案内役は、発掘調査を担当されている文化財保護担当所属の若手職員。
「下寺尾官衙遺跡群」は、2016年に国の史跡に指定されました。茅ヶ崎市北西部、小出川沿いに位置し、約1300年前の郡役所・寺院等の痕跡を残しています。2017年に保存活用計画が策定されました。
七堂伽藍跡碑の前で(写真提供・茅ヶ崎市教育委員会)
市の発掘調査担当者から現地で解説を聴く「下寺尾官衙遺跡群をより楽しむための まち歩き講座」。1300年前の遺跡だけでなく、弥生時代や縄文時代の遺跡の説明もあります。
香川駅を出発。
茅ヶ崎で最も古い砂丘の上に建てられた下寺尾廃寺(七堂伽藍跡)を南側から眺め、高座丘陵の南西端に位置する郡家(郡役所)へ。
郡家の周囲を巡り、舌状台地上であることを実感。
坂を下って、小出川へ。川沿いからは、川津(船着き場)祭祀場(さいしば)の遺構が発見されています。
ゴールは、下寺尾廃寺(七堂伽藍跡)。
天気が良ければ富士山と大山の眺めがすばらしい!
【日時】2018年1月13日(土)10時〜11時・13時〜14時
1月17日(水)10時〜11時・13時〜14時
【集合】JR相模線香川駅
【解散】七堂伽藍跡碑の前
【参加費】無料
【定員】各回先着20人(電話で申込)
【申込・問合せ】社会教育課文化財保護担当 0467−82−1111
遺跡調査発表会・七堂伽藍跡・下寺尾官衙遺跡群をより楽しむ ... - 茅ヶ崎市
(茅ヶ崎市公式HP)
関連記事
⇒ UDCC (10/28)
⇒ 特定非営利活動法人 まちづくりスポット茅ヶ崎 (10/22)