地図を見ながらヒヤリング=小出地区コミュニティセンター会議室で
下寺尾遺跡群の現代的価値を考える上で、遺跡地が過去どのように推移してきたか、特に明治時代以降が重要ではないかと考えています。そこで県立茅ケ崎北陵高校建設以前(1964年以前)の様子をご存じの方々にお話を伺うことになりました。
トップバッターは「高校のとき2年間かな。相模川の神川橋ができるまで、今のみずきの横、そして佐藤さんの牛舎の横を通って、七堂伽藍跡地の中を通って、自転車で平塚まで1時間かけて通学」された小出地区まちぢから協議会会長の矢野福徳さん(78歳)。七堂伽藍跡碑建碑60周年記念事業の実行委員会会長。
まちぢから協議会は定期的に七堂伽藍跡地のパトロールや草刈り、毎月1回の学習会を始めています。
UDCCは遺跡地の昔の様子をご存じの方、遺跡の未来に関わる方、学校関係者など、いろいろな方にインタビューしたいと思っています。
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本年度は下寺尾官衙遺跡群「遺跡まちづくり」事業を本格化させ、市や市民組織等と協働し遺跡の価値の調査や活用方策の検討を進めます。下記について教育委員会社会教育課と協議しました。
(1)遺跡の現代的価値の調査
・インタビュー調査
テーマは「県立茅ケ崎北陵高校建設前(1964年以前)の
遺跡地の様子を知る」
(2)VR・ARの導入検討のための調査研究
・類例調査のリストをもとにヒアリング対象の絞り込み
(3)関係者を広げる取り組み
・ワークショップを開催
・既存のアイデア整理
(4)下寺尾遺跡群保存活用連絡会の活動支援
・ニュースレター(発行:連絡会、制作:UDCC、社会教育課)
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遺跡まちづくりの本年度事業計画を検討中(UDCCfb)
⇒ UDCC (10/28)
⇒ 特定非営利活動法人 まちづくりスポット茅ヶ崎 (10/22)